薬師寺DVD CD&DISC1

発売日に届いてからちまちまっと楽しんでいます。CD→ぶらり→DISC1の順で、明日はドキュメントの予定です。先ほどDISC1を見終えたのでその感想を〜。


わたしは普段「つよしって歌うまい!!!」と絶賛して歌を聴いているわけではないのです。ただ、好きだから聴いている。つよしさんの思いがまっすぐ旨に届くから聴いてる。そんな感じなのです。(だからと言って上手くないと思っているわけでもないというか、上手いと言うことが好きな理由のトップじゃないってことかな?)でもこのライブCDを聴いて「……すーげーーー!!!!」と思いました。だって普通に聴くもんね。たまに「あれ?これってライブ音源だったっけ…!」って気付く。人によるけど「ライブCDっていいね…!!!」って思いました。SCのライブ音源と違った感じで同じくらいいい!!
しつこいけど、ふぁんかじーのイントロの歓声が気持ちよくってオリカラが好き。あれは泣いたなぁ…。と思い出しました。


で、DVDですが。これ、MCが一切入っていないところがいいと思いました。MCを入れるとちょっともたついてしまってシンプルに歌が伝わらなかったんじゃないかなぁと。別につよしさんのMCがダメって言ってる訳じゃなくて(わたしはいつも、うんうん頷いて聞いてますし。)、MCってその場その場の思いつきで喋ってるじゃないですか?(思いつきって言葉もちょっと間違ってると思うけど。)あの場にいたからこそ伝わるMCもあると思うし、MCがなくても歌で十分伝わるものがあったと思うのです。わたしは最初、「薬師寺はあの時あの場にいたからこそ伝わるものばかりだったから薬師寺よりもぱーぷるさんをDVDにして欲しいな!」と思っていたんです。(そりゃまあ薬師寺に参加したから言えることでしょ!と言われたらなにも言い返せませんが…。結構その時その時の空気とか雰囲気が大事と思ってるので。)でも、このDVDはつよしさんが編集したからかただの「音楽DVD」の枠に収まらないと思いました。あの時の空気、奈良の空、風、そしてファンの思いとつよしさんの思い、スタッフさんやサポートについてくださった方々の思いがふわっと入ったDVDになってるなーと思います。

前半の音の入れ替わりが激しい曲は画面の切り替わりが早くて「ちょっと酔いそう…w」と思ったりもしましたが、それぞれの楽器を奏でるときの指が映っていたり、顔も正面からじゃなくて横からだったり後ろ姿だったりと本当に色んな角度で楽しめたなーとそこがとても満足です!(やっぱり客席が映ってるとその場の雰囲気が寄りリアルに分かると思うので。)そしてわたしはベースを弾くつよしさんが好きです。その次はエレキです。アコギの音が一番好きなのにw


で、いつもは可愛い可愛い言ってますがこのDVDを見ながら「かっこいいな〜」と思って見てました。後ろ姿とかかっこよくてキュンとしました。やっぱりこの服装好き!ベスト(…って今は言わないんだよねw)がカラフルででもお上品で好きです。奈良…と具体的じゃなくて、生まれ育った土地で歌ってるからこんなにサラッとふわっとシンプルに届くんだろうなぁ…。ソメイヨシノの時の歌ってる最中に空を見上げてるのとかすごく好きです。なんていうのかな、ライブは歌ってナンボだと思うので歌に集中することも大切だとは思うのですが、その時の空間を楽しむのも好きなんですよね。(なのでどのライブも本人よりも天井を眺めたり前方の客席を見たりしてるw)なので、つよしさんも歌だけじゃなくて「その時の空間」を感じているように見えてそれがいいなって思いました。わたしもつよしさんが見えなかったので空を見上げながら聴いてましたしね。(その日の服装も翌日の新聞で初めて知ったという…w)



きんきは「きんきはすごいんだよ!もっとこのすごさが広く伝わればいいのにな…」なんて思ってますが、つよしさんに関してはそう思ったことがなくて。自分が好きでいればいい。そう思ってました。でも、このDVDやライブCDに関しては「他の人が聞いたらどう感じるかな…」とちょっと興味があります。そしてつよしさんはやっぱり自分自身が納得した活動をしないとダメだなと思いました。伝えようとする気持ちが強いからかな。盲目なファンにはなりたくないと常々言っておりますが、他の方から「盲目やん!」って思われてても仕方がないかもなーと思うときもあったりします(笑)つよしさんはつよしさんのやりたいように活動すればいいと思っているので。でもそれはそのやり方がつよしさんに合ってると思うからです。その活動が自己満足なものであれば絶対しわ寄せが来る。でもそれはつよしさんはしっかりと受け止めると思う。それらを見守るのがわたしが出来ることかなと。
…まあわたしは「この人はこういう人なんやから…」と思ってその人を受け入れることが多く、あんまり人に対してやいやい言わないんですね。思わないし。やいやい言ってる人を見ると「もう何年付き合ってんだよ…。もうそろそろこの人はそう言う人やからって割り切れよ…」って思ってしまうのです。そっちの方が楽だと思うし。(そんな話を姉にすると「あんたは大人やなぁ…」って言われるんですが、そう言う問題でもないと思うぞ。)惰性とかじゃなくて、他人から見ると自分もそう言うところが絶対あると思うしね。なので、つよしさんに対してもそんなところがあるんだと思います。盲目とかじゃなくて。……って何の話だw



要するに、どうもとつよしという人が好きだなーと思ったし、惚れ直した!とも思ったし、このDVDは発売されるべきだったと心から思います。ありがとう!薬師寺のみなさまありがとうございました!このライブ、DVDに関わった全ての人にありがとう。