歌に込められた想い。

あまりにきんきモードすぎるので録画して溜めてるものを観てました(笑)その中で植村/花菜ちゃんの情熱大陸を観ていたら泣けてきた…。何度かここでも書いたことはありますがミルクティーから知っていて、2度ほど生歌を聴いたことがあるんだけど最近ご無沙汰で。とある歌が注目されていて「ブレイク目前!」と言われておるのよね。

この歌は亡くなったおばあちゃんとのことを書いた歌で、歌詞は結構ベタ。綺麗にまとまった歌詞じゃない。そう感じるけど聴けば目が潤んでしまう。生まれたときには母方の祖母はいなかったし、3歳くらいで父方の祖母を亡くしたわたしには祖母の記憶がない。そんなわたしでも目を潤ませてしまうこの歌。上海万博で披露することがあり、お客さんが全員中国の方だったにも関わらず涙してる人がたくさんいた(歌っているときに後ろのスクリーンに訳された歌詞が出ていた)。それってやっぱり気持ちが伝わってくるからなんだと思う。

「次もトイレの/神様のような歌を望まれるかも知れないけど、書けると思っていないし、書こうとも思わない。」「当たり前という言葉が嫌い。大きな会場で歌えるのが当たり前…とか、当たり前が成立したところで人間は成長が止まる。気を抜くと墜ちてしまう。」「次がどうなるかなんて分からない。」

地道に音楽活動を続けてきたからこそ言える言葉だなと思った。ちょこちょこ活動を続けていたとは言えしばらくご無沙汰していたので偉そうに言える立場じゃないけど、頑張ってきたんだな、いい歌手になったなと思ってうれしかったです。これからもどんどんいい歌を歌える人でいて欲しいなと思いました。