ピンクとグレー。

発売日に買って、その日のうちに読み終えました。

ピンクとグレー

ピンクとグレー

元々しげ猫とかで読むしげの文章とか、メンバーに突っ込む言葉とか、「好きだなー」と思っていたのでしげが小説を出すと知った時は素直にうれしかったです。もちろん、しげにそういう「チャンスが巡ってきた」という意味でもうれしかったんだけど、しげの「文章が読める」というのが楽しみで楽しみでたまりませんでした。


で、この本の感想を書いてみようかなとは思ったのですが、書きづらい!内容が内容だし、感想を書いてしまうとピンクとグレーの世界をバラバラになってしまうんじゃないか…とか思うんですよね。(←映画のメイキングとかも同じ理由であんまり観たくない人)
一応たたむ。




なので簡単に言うと、最初はちょっともたついた感じはあったけど、中盤〜後半にかけてぐぐっと引き込まれました。一番最初とかはしげのナレーションが頭で流れてしまったんだけど、途中はしげが書いたということが頭から抜けてました。とにかくストーリーを追いたくなって、1日で読む予定じゃなかったのに一気に読んでしまった。ちょっと泣きそうな感じもあって、最後は…ある意味ハッピーエンドなのかなーとか。
それと、ごっちとりばちゃんと言うキャラがキャラとして立ってたからストーリーに引き込まれたのかな。芸能界にいる人だからこそのリアリティと、法学部出身だからこその説得力もどこかに含まれてる様な気がした。


やっぱり色々悩んで藻掻いてきたしげだからこそ、「一つの小説」として評価したいから「めちゃくちゃ面白い!」とは言えない。でもわたしは結構好きです。こういうの好き。ドラマよりは映画っぽいニオイがする。でも、普段小説を読まないから「よく出来てる」かどうかは分からない。でもでも、また2作目を出すならまた読みたいし、楽しみだなと思う。


「これがにゅすに繋がれば…」と言えるしげが格好いい!これからもしげを応援してます。ありがとう!